昼過ぎた頃からだっただろうか、その日は妙に雪が絡んできた。
 夜になったら誘われて、それに応じて、今こういう状況になっている。雪とエッチなことをしている。

 最初は雪の方が積極的だった。いきなり深いキスをされたことに始まり……これが最初から激しい。襲い掛からんばかりとは、ああいうことを言うんだろうか。少しでも奥深くに舌を差し入れて絡めようとしてなんだろう、口をめいっぱいに開かされて、たっぷりと長い時間を掛けてキスされて……オレは雪の勢いにおされて受け止めるのでやっとだった。それでも次第に夢中になって、解放される頃には顎が痛くなるくらいだった。
 その後は口だけじゃなく、あちこち舐められたり撫でられたりした。雪のペースであっという間に脱がされて、はっきり言って、オレはなすがままだった。
 雪が性急に絡んできたからという理由でもあるが、それに加えて、いつも以上に熱のこもった様子で攻めてくる雪の姿が意外だったこともある。
 今まで何度かこういうことをしてきた時と様子が違って、意外で。けれどそれは小さな違和感であり、特別におかしいことや問題も無さそうだったので、おそらくそういう気分なのだろうと結論付けた。……結論と言えるものでもないか。雪と触れ合うことが嬉しくて考えるのは中途半端に止めてしまった。
 雪に触れられて次第に気分が乗って、興奮は高まっていった。既にある程度のかたさになっていたものを擦られ、袋を揉まれて、期待したとおりに雪の口に咥えられた。口の中で唾液に塗れて、たっぷりと舐められて、一気に育ってしまった。完全に勃った状態にされたところで、たまらずに雪を組み敷いた。オレだってもっと雪に触りたい。
 脱がせて仰向けに寝かせた雪と、頭と足の側を逆に乗り上げる。雪の性器を撫でる間も惜しく、頬張り舐めた。雪もこれ以上ないくらいに張り詰めさせていて、透明な先走りが溢れていた。舌の上と口内に味が広がる。竿だけでなく袋もパンパンに張っていて、雪の興奮の強さが感じられる。それを手に軽く包んで転がし、感触を味わう。
 周りの下腹部や足の付け根の辺りを揉みながら性器をいじっていると、雪に腰を引き寄せられ、再びオレのを口に……奥深く咥えられる。さっきよりも深い。舌が絡み、断続的に強く吸われる。熱さとぬめる感触に酔いつつも、雪のノドにつかえて苦しくないか、少し心配だった。
 キスからここに至るまで、ろくに言葉も交わしていない。行為が駆け出すような勢いで進んでいく。オレも雪のを深く咥えて、次第に無心になってくる。いや……普段口にしないような太いものでいっぱいにして、頭がぼーっとしてきているのかもしれない。頭はこんな調子だが、体は、特に下半身はますます煽られていった。あまりもたない。もう雪に入れたい。
 一旦上から退き、体勢を変えて雪の足の間に割り込む。雪は起きず、特に止めてくる様子が無いので続ける。かたく勃った先端を尻に押し付けると、雪は少し慌てた様な表情で口を開いた。
「挿れるのは構わねえけど、少しは慣らせよ」
「わかってる」
 短く応えて、先端から漏れる先走りを直に塗りつける。濡れたそこに指を這わせ、中へも塗っていく。滑りが足りなくなって、またペニスの先から直接塗りつける。指を更に深くへ進ませ、少しずつ広げる。それらを何度か繰り返した。準備無しに突っ込まれる心配がなくなったためだろうか、雪は黙って受け入れていた。
 もうそろそろいいだろうか……と思ったところに、丁度良く雪の声が掛かる。
「もういい……おまえのを……」
 指を引き抜き、性器を宛がうことで応える。そのまま体重を掛けた。
「っ……少し……ずつ、進めろよ」
 先の太い部分の辺りまでめり込んだところで、雪が顔をしかめ、苦しげな声を漏らした。
「……今日はのってるから、一気に突っ込まれても……いけるかと、思ったけど……やっぱきついな、ハハ、無理だ」
 雪がひとりごとのように小さな声でつぶやく。
「痛むか」
「最初だけ……な、挿れられんのは、あんま……慣れてねえ、けど……全部入っちまえば、後は、平気だ」
 何度か経験を重ねても、入れる時はそういうものなのだろうか。雪の痛みを紛らわせることが出来ないかと、眼下のペニスをゆるく握り、先の方へ手を滑らせながら、徐々に握る力を込めていった。
「そう……それが、いい……もっといじれ」
 雪の言葉を受けて、手先に神経を集中する。雪の反応に注意を傾けながら、性器とその周辺を丹念に愛撫する。雪が溢れさせる粘液を指に絡め、先端の辺りを刺激すると、高く細い声が上がる。
「あ……っ……そこが、敏感なん……いい……もっと、続け、ろ」
 気が付けば、雪の体のかたさが抜けて、抵抗感がなくなっていた。手の動きを止めずにそっと腰を押し出すと、あっけなく根元まですべてが雪の中に埋まった。そのまましばらくとどまり、片手で雪の性器を、それからもう片方の手で腹部や胸を撫でていった。
「もう……全部入ってんのか、気付かなかったぜ」
「痛まなかったみたいだな、よかった」
「おまえはよく濡れるからな……やってる時はいつもだらだら零れっぱなしだ」
「雪だって……今日は……」
 続きを言うかわりに、手を動かす。水音を立てるほどに濡れて滑っていた。
「い……いいだろ、その方が……」
 少しだけ機嫌を損ねたような表情。けれど本気で不機嫌ではないことはわかる。雪の態度がかわいらしく思う。普段はそんな風に思うことはあまりないのに……もちろん魅力は感じている、上手くいえないけれど、単純に可愛いという感覚とは違う。それもそうだ、今が普段の状態じゃない、雰囲気が違うのも当然だろう。
「雪が気持ち良いってことなら、オレも良いと思う」
「それはもういいから、動けよ。下になっちまうと動きづらいんだ」
 会話で少し興奮が落ち着いてはいたが、ずっと中にいて雪の体の様子が伝わってきていた。雪の中が時折収縮して、締め付けが強まり、また戻る。それが繰り返され、彼の呼吸と同じタイミングなのではないかと、ぼんやりと考えていた。
 不意に腰を押し付けられ、踵で蹴られる。
「何ぼーっとしてんだ」
「あ、ああ……」
 再び意識が下腹部に戻る。そうだ、ここまで来て、このままというのもない。少し腰を引いて、雪の中を動き始めた。彼の性器を握った手も再び動かす。
 しばらくその姿勢で動いてから、そういえば雪に触れ足りなかったと思い、姿勢を変える。上体を倒して、雪と胸と腹を密着させて抱きしめようとした。それより一息早く、雪の両腕が伸びて引き寄せられ、しがみつかれた……と思ったが、抱きしめられた。腕に更に力がこめられ、繋がった部分だけでなく、胸や肩の辺りからもじんわりとした感覚が広がる。雪への欲をさらに強めて、虜になるような感覚。オレも強く抱き返して、そのまま腰を揺すった。
 自分も、雪も、だいぶ汗をかいてきたことに気付く。体が熱い。決して不快ではないが、制御できない。ふと、雪の腕の力が緩んだので、顔を上げて少し体を浮かせる。すると両手で頬をそっと包まれる。求められていると思って、雪に唇を寄せた。雪はすぐに受け入れ、舌を絡めて、キスをした。下も上もひどく濡れて繋がっている、たまらない。
「は……ぁ……はぁ……」
 雪の吐息にぞくりとする。オレの下で……オレと抱き合って、こんな声を出しているんだ。雪との行為にはまるのは、体が性的に興奮して満足するからだけじゃない。それだけだったら一人でもいけるから構わない。雪の表情が、雪の反応が見られるから、だからいいんだ。
「こうしてる、と……俺の……が、挟まれて……おまえの体全体で、擦られてるみたいで、気持ち、いい……」
 雪の言葉が耳にも、心にも、体にも心地良い。頭も体も興奮が煽られる。……半面、雪は最中に、こんなに素直にしゃべるやつだっただろうかと、不思議な気持ちになる。
「体中、全部、1号に埋め尽くされてる、みたいだ……すげえ……」
 とにかく、雪が良いと言っているのだから、もっと続けようと、抱きしめ直そうとした。ところが腕で軽く押し返される。
「やっぱ……下だとなんも、出来ねえな、……おまえの好きに動いていいぜ、おまえの、良いようにしろ、よ……」
「雪……」
 胸にこみ上げるものがあって、一度雪をぎゅっと抱きしめる。その後、体を起こして先程の体勢に戻り、深いストロークで動きを再開する。
「1号!」
 驚いたような声だ。体の動きは止めずに耳を傾ける。
「抜く……なよ」
 赤らめた顔で言われ、深く突き上げて、顔を寄せて応える。
「抜かない、最後まで」
 雪にそんな風に言ってもらえたことがうれしくて、思いを返したくて、雪を突き上げる激しさが増していく。それに応じるかのように、雪が身を捩じらせる。息が上がり、次第に……雪を思い切りいかせたい、自分もいきたい、それ以外のことが頭の中から消えていった。
 二人の口から、声か息かわからないような音が漏れたが、もう言葉にはなっていなかった。
 途中何度か、雪が身を震わせて何かを呻いた。
「……っ、いち、ご、う…ちょっと、とま、れ……」
「ゆ、き……だめだ……」
 勢い付いてしまっている、興奮も高まり過ぎて、動きを止められない。
「どう、した」
「軽く……いった、さっき、から……何度か……いい、けど……」
 中途半端ないき方の上に、オレが止まらないから落ち着けもしないと。それは確かにつらいだろう。
「だか、ら……きっちり、いかせろ、よ!」
 雪の腰を抱え上げて、角度を変えて中で動いた。体の動きと同じ位か、それよりもはやくか、雪の性器を握り、擦る手に力をこめた。それが雪にとって良かったのか、揺さぶられながら徐々に背と首筋を仰け反らせ、やがて手の中のペニスが脈打ち、追いかけるように精液が迸った。よかった……雪がいってくれた……。
 うれしさと、雪を愛しいと思う気持ちが溢れ、ひどい興奮と相まって、力いっぱいに雪を抱きしめる。すぐに波が来て、射精し、雪の中に出した。
「いってるな、1号……まだ、ビクビクしてやがる」
「あ……また……」
 一度で出し尽くせず、後から何度か小さな波が押し寄せて、雪の中で震え続けた。
 いったことにより興奮が落ち着き、二人そろって深い息で呼吸を整えるような状態になる。脱力感。けれどそのまま動けずにいた。雪と繋がったまま、余韻を味わっていたかった。
 ふと、雪の指が頬に触れる。退かずにいたことを、文句を言われるのかと思ったら違った。唇に触れるだけのキスをされる。
 雪は笑顔を見せていた。
「雪、良かったのか?」
「ああ……うれしいじゃねえか」
 なにが、だろう。
「普段ろくに顔色や表情を変えないおまえが、まるで必死で、夢中になったみたいに俺のことを、ガンガン突き上げて抱いてるなんてよ。殺すだなんだって、襲い掛かってきた時より、よっぽど生き生きしてるぜ」
 興奮状態と、意識を雪に向けることは同じなのに、求めるものが違うからだろうか。オレの考えを読んだのか、雪が付け足す。
「顔も体も、上気してうっすら赤くなってる。おまえがこうなるのは……今みたいな時だけだな」
 そうなのか、戦いで興奮してる時は、ならないのか、と思う。強い緊張もあるから、色々違うのかも知れない。
 いや……雪は怒ったときも戦ったときも、すぐに赤くなっていたような……人それぞれということか。
 それはさておき……
「オレもうれしい」
「なんだ?」
「さっき、抱いてるときに、雪がオレのことを抱きしめてくれたから」
 雪は否定も肯定もせず、ニッと笑った。
「1号、続けるぞ」

   ◇

 結局三回やった。二度目以降も盛り上がって、雪もオレもきっちりいった。
 雪は満足して、気が済んだようだ。
 雪には言わないが……雪が求めてくれば、オレはまだいけると思う。
 それにしても……今日の雪は、ひとたび下になってからは比較的受身でおとなしかった。今までは、主導権を握ったり、上になって暴れたり、というのが好きだと思っていたのに。気分なのか……?
 それだけでなく、今日の日中からの様子が……最中に及んでも、どうにも素直に好意的過ぎる。普段の雪と比べればはるかに、だが。一般的にはどうなのかわからない。今だって……終わった後は好きにしているとか、シャワーを浴びるとか眠るとか、している頃の筈なのに、オレと並んで横になっている。
 どうにも気になってしまったので、雪に聞いてみることにした。
「あー……えーと……」
 雪は何か言いづらそうにしている。
「多分……おまえの惚れ薬……」
「オレの……怪生物式惚れ薬のことか?」
「ああ……」
「飲んだのか」
「ちがっ……誤解すんな」
「違うのか」
「いや……えーと……」
「言い難いなら無理には聞かない」
「ああ、まぁ……おまえも付き合せちまったし……」
 付き合わせる……なんのことだろう。
「昔からの癖と、危機管理の一環だ。新しい薬品を手に入れたときは、その特徴を覚えるようにしている。見た目で判別がつかないのも多いから、臭いや味を覚える。安全だってわかってるものは舐める、多少毒性があってもいけそうならやる、といった感じだ。調べたい時に、道具や試薬があるとも限らない。それで……最近おまえの惚れ薬を作れるようになっただろ、材料も揃ったし、今朝作ったんだ。あ……合成スキルを上げるためだからな! その時にいつも通りに味を見て……でも、ほんの少量だったんだ、ここまで効くとは思わなかった」
 なるほど……と、ある程度の合点がいく。
「雪……元からオレへの親密度が高めだったよな」
 雪はカッとなって切り返す。
「そうだよ、ここんとこずっと99%だよ、悪いか! しょうがねえだろ、あんだけいつも一緒にいりゃあ」
「悪くない」
「は……?」
「オレはうれしい」
「おまえは……いつもそうやって人のことを……」
「雪は?」
 うれしいだろうか、言葉にして言い切らずに問いかけたが、雪は黙って答えない。反応は予想の範囲内であり、特に構わなかった。雪は話を変えてきた。
「……おまえの言うとおり、元からの状態のせいか……それもあるかも知れないな。まったく危険な薬だ、気を付けねえと」
「別に危険では無いと思うが。ところで、どんな味だったんだ?」
「おまえの惚れ薬が……か。そうだな、甘くて微かに酸味がある。例えて言うなら、苺アイスの味に似てる」
「苺じゃなくてアイスなのか」
「いや、なんとなくの例えだ。薬のシロップ味って感じじゃなく、甘い香りが濃くておいしくて……俺の好みの味だったな」
 好みの味、というところを雪は小さな声で付け足したが、ちゃんと聞こえた。
 話はその辺りで終わり、遅れてきた疲労感に身を任せて、いつの間にか眠りに落ちた。

   ◇

 変わらぬ日々が続き、後日。
 雪と二人になる機会を狙って、話を切り出した。
「雪の惚れ薬はどんな味か、覚えてるか?」
「なんだ突然……一応、味は覚えてる。というか、無味無臭だったな」
「そうなのか……」
 小さなガラスのビンを荷物の中から取り出し、その中身を一息に呷る。これは雪の……
「ん……甘くてすっとする、薄荷みたいな香りだ」
「それ……まさか……」
 雪が顔色を変える。気付いたか。
「ああ、白蛇隊式惚れ薬。うまかった」
「1号! おまえっ……何やってんだ! そんな、一気に全部飲みやがって、あー……あと、アイテム無駄遣いすんな! それの素材だって手に入りにくいモンばっかじゃねえか!」
「気にするな」
「いや、大いに気にする、おまえバカじゃないか!」
「雪は味がしないって言ったのに……記憶が間違ってるんじゃないか? 他の薬と」
「おまえが俺の記憶を疑うってのか、いい根性してるな」
 雪の言葉を余所に、もう一つのガラスビンを取り出す。先程の物と似たような形で、手のひらにおさまるほど小さい。こちらは飲むのではなく、中身を指先に少しだけ垂らして、舐めた。
「オレのは……味も臭いも何もしない。おかしいな……雪が言ってたように苺アイスじゃない。間違えたか?」
 本当に間違えたのだろうか。ちゃんと研究所で確認して持ってきた筈なんだが。
「い……1号! バカにバカを重ねやがって」
 雪は驚きというより、呆れたような顔だ。若干、不可解そうな表情も混じっている。
「もしかして惚れ薬は、本人は味が感じられないのか……?」
「そうかも知れねえな、本人に効いても意味ねぇし……ってそうじゃねえ! おまえのやってることの意味がわからねえし、無駄遣いしまくりだし!」
「興味があったんだ……薬の味も、効果も」
 雪に向かって、まだ中身がほとんど残っているビンを差し出す。
「なん……だよ……」
「オレはもうおまえの惚れ薬を飲んだ、そのうち効いてくるだろう」
 雪はギクリとする。先日のことを思い出したのだろうか。
「それに、オレの雪への親密度だって高いんだぞ」
「……知ってる……」
 雪はオレの手の中の小さなビンをじっと見つめたまま、しばらく身じろぎ一つしなかった。
 乗るか、乗らないか。飲むか、逃げるか、オレを殴るか。いくつかのパターンを想像しつつも、期待を抱いて雪の選択を待った。
 答えと雪の行動は同時で一瞬だった。
 オレの手から小ビンをひったくって、一気に飲み干した。
「どうなっても知らねえからな、おまえの責任だ!」
「それでいい」
 もう一つ、思い出して付け加える。
「……味はしたか?」
「ああ……確かにおまえのだ」
 急に体の内側から熱さがこみ上げ、自分の心臓がどきどきとしてくる音が聞こえた。












 ◇

以下、今回のめも反転(妄想は色々あったり、流動的で変わったりするので)

勝手設定です、みんな妄想捏造。

 雪はシキ相手の時は、シキから積極的に動いてくれることがなくて、受けでも攻めでも自分が上になって動くしか無かった
 (雪が誘惑したり色々な手段で、シキになにかしらさせていたということはあるかも、でも本当は無理やりじゃなくて、優しく愛して欲しいと思うのだよね)
 だから、1号が相手で、ガンガン攻められるのがうれしいらしい
 (でも攻めるのも好き、上下というか、精神的でも、このあたりは柔軟に)

 惚れ薬に関係なく、雪は1号が良かった、そういう関係を持ってるのは1号だけ(シキ以外では)という妄想設定
 惚れ薬飲まずとも、1号相手に気が緩むことがある、薬のせいでそれに拍車が掛かってる
 無意識に甘えるような、弟モードとか、良い子モードとか出てしまう、微かにだけれどね

 昔からの癖は、科学者一家の影響かと思われる
 危機管理行動は軍人という職業柄

 惚れ薬イメージ
 液体で小さなガラス瓶に入っている
 試薬瓶(個人的には好きだけど味気ない)よりも、もう少し可愛らしくて素敵なデザインだと良いな、素材もレアだし、出来上がりもけっこう良いものなんじゃないだろうか
 本人には効果が無い、無味無臭と感じる
 味は固有ではなく、本人以外でその薬を飲んだ人が好きな味がする、感じる味はみんなばらばら
 たとえば兄さんが白蛇隊式惚れ薬を飲んだらシュークリームのような味(カスタードクリームの香り?)と感じるとか
 そうすると1号の場合は天丼……というのも面白いけれど、ちょっと変えてみた

 1号の惚れ薬の苺アイス味は、ゆきみだいふくいちご味のイメージ
 雪の惚れ薬の薄荷味は、はっか糖のイメージ
 なんで薄荷って思ったんだろう……テーピング?……いや、これは湿布じゃないし、うむむ

 二人で惚れ薬を飲んだ後は、大変なことになると良いと思うよ






REM - ! - pre